陰陽師にハマっております

  • 2011.12.11 Sunday
  • 22:16
陰陽師にハマってしまっております。

漫画だけじゃ飽きたらず、知人に頂いた映画「陰陽師2」のDVDをさっき見ました。一度テレビでも見たのだけど、やっぱり面白いです…。

(ちなみにMacBookのドライブが壊れたので、10年前のiBookを引っ張り出してきて作動させてみたのですが、なんとまだ使えました。DVD見たりCDの曲をiTunesに入れるだけならこれでいいかも…。)

この映画、漫画にはどこにも無い内容なので、調べるとどうもこの映画用に創作したとのこと。アメミコ(アマテラス?:深キョン)と須佐(スサノオ?:市原隼人)というのが出てきた上に月読(ツクヨミ:古手川祐子)が出てくるので完全に神話がベースなのだけれど、ツクヨミがアマテラスとスサノオの母になって(神話では姉弟)いたりするし、そもそも出雲の神はオオクニヌシなのでちょっと無理がある。出雲を大和が滅ぼしたというのは史実に近いのかもしれないけれど、18年前っていうのはなんかすごい無茶な設定だ。

ま、しかしながら、映像は悪くないなと思う。映画評論なんかだとボロクソなんだけど、僕はいいなと思った。特に主人公安倍晴明役の野村萬斎の演技や喋り方は好きだし、人差し指と中指を立てて、呪文を唱えながら腕を右に動かすシーンはものすごく好きだ。僕もああやって呪文をかけたいなと思うのだ。まあ、仮面ライダーやウルトラシリーズの変身シーンが好きな子供みたいなもんです。

今井絵理子の蜜虫役も僕はいいなと思う。学芸会みたいという映画評論があるのだが、蜜虫は漫画でもあんな感じだし、雰囲気がめちゃめちゃ出ている。

映画を見ながら、いろいろ陰陽道について調べたのだけれど、陰陽術の各種用語「八卦」「四神の白虎、青龍、朱雀、玄武」「天一神」「九字印」「式鬼召喚」「式神召喚」「破魔符」などいろいろなキャラクターや技をベースにすれば、なんかすごく面白いゲームも作れるかなと思いつきました。いける??

まあ、最近「運命」とかそういうのに興味があるので、このあたり四柱推命とか風水とかそういうのも含めてちょっと深く研究していこうと思うのであります。

ろう者の女子サッカー日本代表チームのドキュメンタリー映画「アイ・コンタクト」を観に行った

  • 2011.02.19 Saturday
  • 11:23
先週、雪の降りしきる建国記念の日に、大阪は九条にある「シネ・ヌーヴォ」という映画館で「アイ・コンタクト」という映画を見た。

 この映画は2009年に台湾で行われた「デフリンピック」に出場したろう者女子サッカー日本代表チームのドキュメンタリー映画で、試合のドキュメンタリーであると同時に「ろう者」はどういう生活をしているのかというドキュメンタリーでもある。

冒頭から出場者本人や家族の取材から始まる。昔のろう学校では手話を禁止していた話や、ろう者同士の結婚は反対されたとかの話や、ろう学校で幼児の頃は毎日毎日家に帰ってから絵日記を書いては今日あったことを何度も何度も子供と話したり、発音練習を何度もしたりというような話が続く。

そういえば、長男が小さい頃は、とにかく言葉を覚えさせようと必死で、家中のものに「テレビ」「れいぞうこ」「まど」「かがみ」「ピアノ」「ほんだな」「しょっきだな」…って感じで名前のシールを貼ったり、かみさんは毎日絵日記を書いては毎晩子供に今日あったことを話していた。聴力が軽ければまだ補聴器を通して残存聴力の活用ができたのだが、うちの子供は125デシベル以上の聴力損失でとてもじゃないが音が入らない。長男にとってみれば苦痛の幼児時代だったと思う。

それでも当時は聴覚口話法が最適の学習法と言われてきた。僕自身は今でも乳幼児の頃は残存聴力を生かした聴覚口話法が良いと思っているが、世の中は様変わりであれほど禁止していた「手話」を今は幼児の時から使うようになっている。もちろんろう者のコミュニケーション手段としての「手話」はとても大切で「手話」が必要なのだが、聴力が110デシベル以下の場合は乳幼児期に補聴器を通した残存聴力を活かした指導が大事だと僕は思う。

映画の中で聾学校の先生が「とにかく文章をたくさん読んで、言葉を入れていくことを大切にしている」という話があった。

思考は「言語」で行うわけで、日本人は日本語でものを考える。だから出来る限り音声日本語を手話よりも先に入れるべきなんじゃないかと思う。「みかん」も「りんご」も「ぶどう」もすべて「果物」と総称されるけれど、この総称概念を形成するまでが難しいという話もある。僕らは小さい時から音声で浴びるほど言語を聞いているので自然にその総称概念を形成できるが、音声から入らなければ言葉は極端に入力が減るのだ。だから、絵日記を繰り返し毎晩語りかけるということをしないと「言葉のシャワー」が足りずに、結果として言語の獲得が難しくなるのらしい。もちろんろう者夫婦の子供であれば手話のシャワーを浴びているので、それはそれで手話を第一言語として身につけられるのかもしれないが、僕らのように両親にそういうスキルがなければ音声日本語と文字で代替していかざるをえない。

聴覚口話法は両親にとって楽だから、口話に流れるという話もある。確かにそうだと思う。最近では「ベビーサイン」とか言って、赤ちゃんにサインを覚えさせて「トイレ」「だっこ」などをサインであらわそうとする動きがあるらしい、これなども親がそのほうが楽だから流行るんだなと思う。が、こんなことをしていると子供は耳を使わなくなり、発語も遅くなるのではないかと思う。子どもの聴力は活用すれば信じられないくらいすごい能力を発揮する。先程の補聴器を使った残存聴力の活用だが、小さい時から活用していると、110デシベルくらいの聴力でも十分言葉の判別ができるようになる。これが3歳を越えてから補聴器をつけても難しく、早ければ早いほど良い。逆に考えれば親から子供への語りかけが少なければ健聴者であっても能力は開発できないということも言えるかもしれない。

話が大幅に脱線してしまったので、話を映画の話に戻すが、女子サッカーチームの面々はごく普通の女性たちで、このデフリンピックを機会に結成されたチーム。結成時点では本格的なサッカーは初めてという感じだったが、3年間デフリンピックのために練習を重ねて出場することになった。このデフリンピックでは実績がないので全額自費で出場するという形の参加だったとのことだが、試合を重ねるごとに結束力が高まり、特に試合中に補聴器を外すルールになっているため、「アイ・コンタクト」が大事ということに気づき、試合の中でも下を向かずお互いを信頼し合いながら頑張る姿を映し出していた。

試合のシーンや日常を丁寧に撮影したこの映画、ドキュメンタリー映画でありながら、最後には涙も出てくるすごくいい映画だった。大変なことはいっぱいあるだろうに、ごく自然に前向きに生きていく彼女たちに元気をもらえた。いい仲間と一生懸命ひとつのことをやり遂げるっていうのは人生にとって大事だなとあらためて感じた映画なのでした。

健聴者に是非見て欲しい映画だとも思った。ろう者はこうやって生きているんだということをわかって欲しいし…。

で、話はまたまた変わるが、この映画を上映していた九条の「シネ・ヌーヴォ」という映画館が渋かった。2つのスペースが中にあり、今回の上映はシネ・ヌーヴォxという小さい方で座席数が29席というものすごい小さな映画館。最初僕一人でどうなることかと思ったが、最終12人になってました…。

↓外観はこんな感じ。マンションの一階になんじゃこれというバラのオブジェ。が飛び出てる。
シネ・ヌーヴォー1
シネ・ヌーヴォー1 posted by (C)midwave

↓入ると、場末の路地裏の雰囲気。
シネ・ヌーヴォー3
シネ・ヌーヴォー3 posted by (C)midwave

↓超小ぢんまり。椅子の足の長さが後ろに行くほど長くなってるのに注目。
シネ・ヌーヴォー4
シネ・ヌーヴォー4 posted by (C)midwave

「インセプション」 観てきた

  • 2010.07.25 Sunday
  • 20:27
TOHOシネマズで「インセプション」観てきた。

TOHOシネマズはネットでチケットがとれるのでありがたい。長男は聴覚障害者なので一緒に行くと障害者割引でなんと1000円だった。

映画はのっけから舞台が京都(清水の舞台かな…)。渡辺謙が渋い。内容はマトリックスのように夢を共有するって設定なんだけど、潜在意識が舞台を構築するので、マトリックスよりも人間味が溢れてる感じ。夢の中に夢を重ねて行く設定で、今回は3層設計(最後には4層設計)で、なかなか理解しにくいが、2時間半はすぐにすぎていく。ラストはうううううーーーーーーんって感じ。やっぱり現実に戻ってないのん??と聞きたくなる…。

あんまり書くとネタばれになるので書かないけれど、冒頭のシーンが何を意味するのか、って考えるとラストシーンの意味が少しわかる気がする。ラストでトーテムのコマがやや軸をブラすところがミソか…。

しかし、なんといっても教授(主人公(ディカプリオ)の義父にあたるのかな?)の教え子役になっている舞台の設計士役のエレン・ペイジが可愛い。

inceptionを字幕では「刷り込み」のような訳にしていたけど、辞書で調べると「開始」の意味。英英辞典でも「start」の訳になっている。うん、表題からして謎だ。

「虚無」と訳していたlimboもよくわからん。老荘思想とかダンテの神曲とかも関係あるようにネット上では話題になっている。エレン・ペイジは「アリアドネ」という役だったが、こちらはギリシャ神話だ。迷宮からの脱出方法を教える女神だもんね。そう考えると、この脚本はよく練られている。すごい。

それにしても、やっぱり映画は映画館だなあ。DVDと臨場感が全然違う。この夏はまた他の映画も観に行こうっと〜♪(もっかいインセプション観ようかな)


七人の侍

  • 2010.05.03 Monday
  • 16:32
いまさらながら「七人の侍」を見た。

黒澤映画の代表的な映画ながら、いまだに全編を見たことがなかった。所属している研究会で昨年、企業の意識改革をテーマにした分科会があったが、その題材がこの「七人の侍」だった。再来週に発表があるので頭の中にインプットしておこうと思ってTSUTAYAで借りて来た。だいたいのストーリーは知っていたが、あらためて全編を見て、この映画の完成度の高さに驚嘆した。

野武士集団に作物や女性を巻き上げられていた百姓の村が、侍を雇うことからストーリーが始まる。

侍のリーダーである志村喬を中心に7人それぞれの役割が面白い。百姓たちを戦闘集団にするための戦略、作戦を考えるリーダーだけでなく。その他の侍達はきびしいだけでなく、固くなっている百姓達を笑わせたり、鼓舞したりする役割もあるのだ。それにしてもいろいろな場面で、「プロの仕事とはなにか」ということを考えさせられる。仕事とは、人生とは、侍とは…などなどいろいろ考えさせられることがつまっていた。

世界中に影響を与えた作品であるその理由がよくわかる。戦後それほど時間が経っていない中でこれだけの作品を作れるというのがすごい。

戦闘場面ですべての場所をフォーカスさせる撮影方法をしているということを聞いていたので、注意深く見ていたが、とてもすごい。細部まで焦点があっている。侍が走っている場面では人物にフォーカスしており、非常に躍動感がある。役者も上下動がほとんどなく、とてもスピーディーに走っているのがすごいと感じる。

作品の内容についても、作品の仕上がり具合にしても、「プロとはこういうことだ」ということを教えてくれる映画だ。僕らの仕事はほとんどがまだこの作品の中の「勝四郎」レベルにすぎないと思い知らされる。仕事のプロになるためにはもっともっと死ぬ気で努力しなければ…と、あらためて感じさせられる映画なのである。

めがね

  • 2008.12.21 Sunday
  • 08:59
 カモメ食堂もいい映画だったけど、こちらは舞台は日本。与論島でロケをされているとのことだけれど、この雰囲気なんともいえずいいですね。

心がつかれたとき、ふと「たそがれ」たいってことあるのかも。
ついつい仕事の中で自己実現をしようとして無理していたりするからね。

さくらさんのかき氷屋さんがお金をとらないというのが、この映画のポイントなのかも。
クライマックスも劇的なラストもないけれど、心に残る映画です。

地下鉄(メトロ)に乗って

  • 2008.11.27 Thursday
  • 23:59
「地下鉄(メトロ)に乗って」のDVDをTSUTAYAで借りてきた。

ううん。。なんだか哀しい。。岡本綾の役どころがあまりに切なくて哀しい。浅田次郎の原作を読んでないので何とも言えないが、原作もこんなストーリーなのだろうか。。。映画そのものは出演者の演技がとてもすごく(特に大沢たかお!)いい映画だとは思うのだけど、ちょっとクライマックスが哀しすぎる。

あと、岡本綾を見ていると、昔好きだった人にものすごく似てて、あの頃の日々を思い出してしまったではないか。ホントに哀しい。。僕個人の切なさとストーリーの切なさがあわさって、非常に苦しい映画だった。夜中に見たので、なかなか寝付けなかった。

あとで、ネットで調べると、この岡本綾って中村獅童が飲酒運転で捕まった時に横に乗ってた人なんだね。事件の後は女優を休業しているとのことで、とてもザンネン。

今日東京に出張してたのだけど、東京で働く彼女に会えないかなあと、普段はJRなのに、今日はこの映画の舞台の銀座線に乗ってみました。(もちろん会えませんですけど…)

40過ぎて何やってんだろう…。

かもめ食堂

  • 2008.09.21 Sunday
  • 15:54
評価:
荻上直子,群ようこ
バップ
¥ 4,032
いいっすね。この映画。

ちょっと、仕事でくさくさしていたので、なんとも気持ちがすっきりとしたというか…。美しくのんびりしたフィンランドの町並みの中、小林聡美演じる主人公のきりっとした生き方がとてもうらやましい気がした。

下手なマーケティングや宣伝をしないのがいいと思った。変に環境に迎合しないし、簡単に集客できる方向性を探らないのが「かもめ食堂」の良いところ。

今の世の中、あまりにもわかり易すぎる下手な宣伝が多くて気持ちが悪い。インターネットで格段に便利な世の中になったけれど、それによって失ったものは10倍以上あるような気がする。昔は口コミでモノの良さが伝わったと思うんだよね。

映画を見ながら、社内のIT担当者として、ITはやっぱり万能じゃないなあとつくづく思う今日この頃なのでした。

阿弥陀堂だより

  • 2008.06.30 Monday
  • 23:01
評価:
小泉堯史,南木佳士,加古隆
アスミック
「阿弥陀堂だより」のDVDを借りてきた。

「いきなりはじめる仏教生活」という本の中で紹介されていた映画だが、とにかく映像すべてが素晴らしい。おうめ婆さんを演じている北林谷栄や主人公の寺尾聡、樋口可南子の渋い演技、小西真奈美の生真面目さなどとにかく出演している人たちの演技力も特筆ものの映画だと思う。

中でも長野(ロケは飯山市)の四季の移り変わりの映像がなんともいえずすごい。日本の原風景はこういう風景なんだろうなあと思った。トトロのアニメを実写化したかのような風景は、「まだこの国も捨てたもんじゃないな」と思えるものだ。

ストーリーは地味で、大きな変化がないのだけれど、生きること、死ぬこと、人間の一生について最近よく考えているので、見終わったあとに「生きるって素晴らしいことだ」と思える映画だと思う。おうめ婆さんのしゃべり口調がいつまでも耳に残る。

「この歳までせつねえ話ばっか聞いていたから、いい話ばっか聞きたいでありますよ」というせりふが特にいい。

樋口可南子扮する女医がパニック症候群になったきっかけの一つとして、患者の死を看取る時に「気」を持って行かれたという表現も印象的だ。体の中にある「気」が弱ると「病気」になり、「気」が充実していれば「元気」になる。

日本の原風景の中で「生」を取り戻すという設定が、病んだ都会との対比として象徴的だ。人間が人間らしく生きていくのはけっして都会の「競争」の世界なんかではなく、魂の交流があるような田舎の落ち着いた世界なのだと思う。

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