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マルクス経済学再考

アメリカ的な成果主義至上の資本主義が日本では破綻している。

一部の勝ち組が富を独占するアメリカ的資本主義は日本人のような「和を貴ぶ」国民には文化として根付かないのだ。

若い人たちは、いまだ勝ち馬に乗ろうと必死に自分探しをしているが、ボクら中年不良社員から見ればまだまだ「青い」という感じだ。

所詮、どの企業に入ったところで労働者に変わりはなく、多少の貧富の差があっても、超大金持ちから見れば五十歩百歩なのだ。

そもそも「資本主義」というものが破綻しているのに勝ち組も何もあったものではないのだ。

かといって「社会主義」というものも、ソ連の崩壊と一緒にとっくに破綻してしまった。どういう経済が一番人間にとって幸せなのかということを考えてみたいが、なかなか難しい問題だ。

私が大学のころの経済学部では「マルクス経済学」と「近代経済学」の2種類に分類して、近代経済学の方がちょっと格好良くて、マルクスはダサイという感じだった。だから、マル経中心の大学だったのにカッコイイ近代経済学の最先端分野だった計量経済学を専攻してしまった。ダサイ学生の象徴たる「資本論」は上っ面しか読まずに、批判ばかりしていた学生だった。

が、最近はライブドア事件をはじめとして、汗をかかずにお金を稼ごうとする輩が多いことに気づく。マルクス経済学で言うところの「剰余価値」を生まないのにお金を稼ごうという輩である。

自由に競争することが結局は最適だとするのが近代経済学だが、労働者はやはり搾取されるのが現状だ。そもそも物を生産し消費するというサイクルをクルクル回すことが人類にとって幸せなのか?ということに大いなる疑念がわいてくる。

パソコンなどなくても良いのだが、インターネットが普及してきて、こうしてブログで発信できるようになるとどうしても利用してしまう。こうやって不要な必需品がどんどんふえてくるのが現代だ。

そもそも経済って?人生って?生きるって?っていう根本的なことが解らなくなってくるのだ。

5月病なのかなあ…とも思うが、もういちど学生時代に戻ってマルクスの「資本論」を読み直してみようかなあという今日この頃なのでした。
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