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セキュリティがわからなくなってきた

昨日、某ユーザー会でセキュリティの話になったが、最近このセキュリティがわからなくなってきた。

10年前に情報セキュリティアドミニストレータなる資格をとった頃はセキュリティに関する作法は非常に明確で、分かりやすかった。で、それらの知識を元に今の会社の情報セキュリティもしっかりと構築した。

が、いまやクラウドの時代だ。Facebookには自分の本名を出し、顔写真まで出している。mailアドレスもさらけ出している。

Evernote、Dropbox、Gmail、iCloudなど、クラウドサービスも充実してきた。情報は遥か彼方アメリカのデータセンターの中に収まってしまい、何をされているのかは僕らには検討がつかない。

しかしながら、Facebookにメールアドレスをさらけ出しているのに、さらけ出しているGmailには一件の迷惑メールも来ない。一方我が日本のプロバイダーのアドレスはどこにも出してないのに日々迷惑メールが山のように来る。

一体どうなってるのだろう?

会社のシステムは完全防備のオンプレミスでめちゃ高い費用を払ってシステムを維持しているし、セキュリティ対策は万全にやっている。

その一方でパブリッククラウドの桁違いの安い維持費を聞くと、一体僕らは何をやってるんだろうと思ってしまう。

で、先ほどのGmailの話だが、意外に安い方がセキュリティ対策がしっかりしてたりする。ひょっとしたら全部クラウドでやっても大丈夫なんじゃないかと錯覚してしまうし、今の世の中はクラウドクラウドとすごい勢いだ。

だけど、やっぱり海外のサーバで運用されるのはちょっと怖い。日本の会社がAmazonやSalesforceのようなサービスを展開してくれればうれしいのだが全くそういう勢いを感じない。

で、結局オンプレミスに戻ってしまう。サービスとして提供されているものはそのままクラウドでいいが、会社の根幹部分のシステムは自社運用っていうハイブリッド運用に最終的には落ち着くのかなって思うが、そのあまりのコストの差になんだかなと思ってしまう。

大きな会社はいろいろ影響が大き過ぎて身動きが取りにくい。情報漏洩にしても結局は個人のモラルの問題なのだが、2、30人の会社なら徹底も簡単だが何千人、何万人の会社だと徹底が困難だ。結局高いコストをかけてシステム側で歯止めをかけざるをえない。

世はスマートフォン全盛時代。パソコンと同じような機能を携帯が持っていて、それを個人が所有している。

データのやり取りもどこででもできるしクラウド側に簡単に保存できる。

こんな時代のセキュリティってなんだろう?って、当初の疑問に戻るのだが、大きな会社の中にいるとどうもこれがよくわからなくなる。

わかるのは、これからは小さな企業の時代なんだろうなってことだ。

大きな企業はその図体の大きさと脳の小ささゆえに、氷河期の恐竜のようになるんじゃないかと思う。

と、発想を変えれば良い時代なのかもしれない。中小企業がいままで投資出来なかったITが、クラウドで簡単に大企業並のシステムを構築、維持できる時代だ。

そう考えると自分の立ち位置が見えてくる。

今日も快晴。新しい人生に向かって一歩踏み出して行くことにしよう。
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聞くところによると、一般的な大型恐竜は、脳を2つ保有していたと考えられているそうです。 ひとつは、いわゆる頭部に、そしてもうひとつは、背中の下部、腰あたりにあったと言われているそうです。 統制を取るのが困難になるほど巨大化した恐竜には、その大型ゆえの進化もあったんでしょう。「大きな会社」にも、大きな会社なりの進化がきっとあると思います。
なみき | 2011/11/16 10:05
大きな会社はホントに進化しなければならないと思います。最近お会いする大企業の方々はほとんど元気がありません。無茶苦茶やっても足りないくらいと思ってるのですが、ハードワーカーが少ないです。のんびりボンヤリしてる暇はないと思うのですが…。
すずき | 2011/11/16 17:14
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