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「絆」の時代

一ヶ月、毎日ブログを更新している。

Facebookのおかげで、コメントが直接届くので続けることができている。定期的に購読してくれている方もいるので、頑張れるという面もある。

結局、世の中は人と人とのつながりなんだなと思う。京都の清水寺で発表される今年の漢字は「絆」だったが、確かに震災以降「絆」の重要性を感じた一年だった。

戦後日本は経済成長一辺倒で、村から都会に人が流入し、多数の核家族を作ってきた。「〜家(佐藤家、藤原家とかいう)」の伝統や祖父祖母からの言い伝えとかそういうものがなくなってしまい、独立した核家族が多く出現してしまった。仕事仕事で家には遅く帰ってくる父、パートタイムの母という形を生み、一人ひとりが別々に夕飯を食べる「個食」となってしまった。家族の中でも「絆」が形成されにくくなってしまった。

今は核家族第一世代の子供達が新しい核家族を作っている時代、「核家族第二世代」とでも言えるが、この「核家族第二世代」が始まる頃にバブルが崩壊し低成長が始まった。

独立的に生活すればするほど固定費(特に住居費)がかかり、可処分所得が減少する。右肩上がりの経済は低成長に突入したため、所得も増えなくなってしまった。そのため将来の所得上昇を見込んだ「住宅ローン」が機能しなくなってきてしまった。

世の中に閉塞感が漂っているのはそういう理由なのだ。低成長で所得が増えないのと同時に「核家族」化が続いていること、これが原因だと思う。

そんな中、突然の大震災と津波と原発事故で、この国が作ってきた戦後経済成長モデルは完全に崩壊し、「絆」がクローズアップされてきた。やはり「家族」をベースにした家族主体モデルに組み替えて行かなければダメなのではないかと思う。

先ほど、テレビ朝日の「11人もいる!」っていう大家族の一家のドラマの最終回だったけれど、これからは家族の絆が大事なんだなとあらためて感じた。

大学時代から「家」というものに焦点をあてた研究をしようとしてきたので、今後はちょこちょこっとこのブログでもそのあたりの話を公開していきたいと思う。
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