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旗を掲げて前に進むやり方

大阪では橋下市長になってからというもの、なんだかんだと毎日のように市政に関することが新聞に載る。

今日は「ほんまや」っていう水道水のペットボトルの製造中止や柴島浄水場の廃止が伝えられた。「橋下さん「ほんきや」」と報道するように政策の変更を歓迎している感じである。

「ほんまや」は大阪市の水が綺麗なことを宣伝するために作られたもので、僕も何回か見たことがあるが、コンビニに置かれてないし、まあ売れてないだろうと思っていた。それはそうだ。水道水を好き好んで買う人などいるはずがないからだ。自然のミネラルウォーターだから買ってるのだ。しかも赤字事業とのことなのでこの製造中止案は納得出来る。

このニュースと並行して柴島浄水場の廃止方針も打ち出している。こちらはデカイ話だが、「ほんまや」など無駄な事業を大阪市がやっているという印象をつけて、本丸の浄水場の統合に王手をかけた感じだ。

橋下市長の大阪都構想はとにかく二重行政の撤廃が発端である。特に水道事業は一本化すべきと強く思っていた。まず、ここを責めるのに「ほんまや」というムダなペットボトル事業を話題にするあたりが非常に戦略が上手いと思う。

橋下流のやり方は驚くようなことを唐突にぶちあげて、それについて議論を促すというやり方だ。旗を高く掲げて、こっちに行くからみんなついて来いよ〜というやり方。

従来の手順は全く無視しているので、ある意味独裁的な手法だが、やっていることが理にかなっているので、反論できないし、非常にスピーディーに物事が進んでいる。

このやり方はリーダーという立場の人は見習うべきだと思う。

しかし、同じように旗は立てているのだが、野田首相のように誰も望んでいない消費税増税の旗を立てても誰もついていかない。

で、支持されていないことに気づいたのか、増税した暁には低所得者に毎月一万円を配るらしい。バカバカしい…。子ども手当の二の舞は目に見えている。

旗を立てるには、ついて行く人の強い支持がなければいけない。支持を得るためには、夢のある目的地を具体的にビジュアルに明示する必要がある。「ゴールはこんなすごいところなんだ。だからみんなで行こう!」という感じでなければ誰も重い腰をあげてついていかないのだ。

会社などでも同じで、方針の先に素晴らしい未来が見えなければ、誰もついていけない。ゴールが明示されずに対策は打てないのだ。

人は目的地があるから歩いて行くのである。目的地が不明確なのにこの道を行けと言われても行けないし、登る必要もない山を登るために山登りの装備をするなんてのはナンセンスなのだ。

旗を高く掲げたからには、目指すゴールを明確に見せてあげるのがリーダーの役割である。

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