<< ノマドワーキングのすすめ | main | インフレターゲットの設定は必要 >>

事実と根拠、どちらも疑う

クリティカルシンキングってのを習った。

問題点(イシュー)があって、その問題の原因・根拠の枠組みを3つくらい考える、その根拠から導きだされるものを分解し、「だから、どうなの?(So What)」と考え、重要な対応策(打ち手)を考える。

考え出されたものがホントに根拠と整合性があるのか再確認(Why?True?)し、打ち手を絞り込んで行く、というやり方なんだけど、なかなかうまく根拠を分類したり、有効な打ち手がみつかりにくい。

でも、あらゆる問題を考えて行く上でWhy? True?と問いかけてみるのは良いことだと思う。トヨタ方式の中に「5回のなぜ?を繰り返す」というのがあるが、まさしくクリティカルシンキングの考え方だと思う。

先日、若手の方々と仕事のやり方について議論する機会があったのだけど、「事実」と「原因」がごっちゃになっているケースが多い。

例えば「朝起きれない」っていうことが、問題点なのか事実なのかをはっきりさせないと議論は進まない。

あと、思考過程がなく、いきなり「打ち手」だけが出てくるのも多い。

正義を振りかざして、なんでも反対みたいな極論が日本では多いが、それは単に思考が停止しているだけで全く問題解決(ソリューション)になっていない。

原発問題も領土問題も安全保障問題も理想を掲げて極論に走るのは簡単だが、まずは事実をきちんと押さえて、現実的な打ち手を考えることが大事だと思う。

世の中に出回ってることに「ほんまかいな?」とまず疑うこと、考えた対策が「ほんまに出来るんかいな?」と検証すること。こういう批判的で冷静な思考がとても大切だと思う。
仕事のやり方 | comments(0) | trackbacks(0)
 
Comment








   
 
Trackback URL
http://fukarei.jugem.cc/trackback/920
Trackback