PDCAのPは計画であって目標ではない

  • 2016.03.20 Sunday
  • 11:58
PDCAに関する誤解はまだまだ多い。Planを「目標設定」としてしまうケースである。

以前PDSではダメでPDCAでなければならないという記事を書いたが、
 ↓
「Plan-Do-SeeではPDCAサイクルが回らない」

せっかく「PDCA」と銘打っていてもPlanが「目標設定」では意味がない。
プロジェクトを実行するのにまず最初に目標を設定し、目指すべき着地点「GOAL」を明確にすることが重要だが、それはあくまで着地点であり「PLAN」ではない。「PLAN」は着地点「GOAL」が明確にあって、そこに至るまでの実行計画のことである。そこを混同すると全くPDCAは回らず、プロジェクトは失敗してしまう。

Pを「目標設定」としてしまうと、目標を立てた後(Plan)→目標到達のための仮説を実行し(Do)→目標に到達しているかどうかを検証し(Check)→当然到達していないのでまた新しい思いつきをやってみて(Action)→それでも目標に到達しない(ほとんど到達しないが…)場合には「目標を引き下げる」、もしくは「違う目標にすり替えてしまう」ということをやってしまう。

だからPlanの中に「目標設定」を入れるのはダメなのである。「目標設定」はPDCAの前提として外にないとダメである。

「PLAN」は明確になった「着地点(GOAL)」に向かうための詳細な実行行動計画をたてることである。ここは間違えてはいけない部分だが、そのあたりが曖昧になっているケースが多い。

世の中のプロジェクトがよく失敗するのは「着地点」が不明確なまま見切り発車し、やってもやっても、そもそもの着地点が定まってないので失敗するのである。夢のような目標はあくまで夢であって、仕事の目標は地に足がついていないといけない。

大事なのは「何のためのプロジェクトなのか」を明確にし、「実行計画」を立てて、それを行っていくことである。

また、「改善」の部分を「計画」と混同してしまうケースも多いが、PDCAサイクルは、基本的にはP→D→C→A→(P)→D→C→Aとなるべきで、改善フェーズで最初に立てた実行計画の一部修正を行いながらPDCAサイクルを回すという形になる。(P)と書いたのは計画を一から作りなおすということではなく、改善で一部修正されたという意味である。このサイクルを回して行き、当初立てた目標に到達したら、初めて目標を更に上にステップアップさせ新しいPDCAサイクルを回すという形にするのが大事である。

以前にも図示したがPDCAサイクルを回して目標達成後ステップアップするという、下図のようなサイクルを回していくのが本当のPDCAサイクルである。


 
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