宮内庁御用達

この前の日曜日に子どもと一緒に「ワンピース」のテレビを見ていると「世界政府御用達」という言葉がでてきた。で、字幕に「ごようたし」と書いてあるではないか。

それを見て非常に不安になった。いままでずっと「ごようたつ」だと思っていた。うわっ、むっちゃ恥ずかしいではないか。で、翌日、会社の同僚に聞いてみるとほとんどが「ごようたし」だと言う。不安になってyahoo!やgooの辞書で調べてみると、ナナナナなんと「ごようたつ」では引っかからず、「ごようたし」しかヒットしないではないか!! うわっ〜。 で、(「ごようたつ」とも)なあんて書いてある。「ごようたし」が正解で「ごようたつ」は2番手なのかいな???

更に、「ごようたつ」でググってみると「ごようたし」でも「ごようたつ」でもどっちでもいいようなことを書いてあるサイトばかりがひっかかる。え〜ほんまかいな?「ごようたし」なんてトイレに行くみたいじゃないか!子どものときから「ごようたつ」だと思っていた私としては、どうしても「ごようたし」などと口が裂けても言えないのだ。

で、家に帰って、私がもっとも信頼している「三省堂新明解国語辞典」で調べてみた。で、やったあああ!!やっぱり信頼できるわ。「新明解」はどっかの辞書とは正反対に「ごようたし」の見出しがなく、「ごようたつ」の見出しの中に「(俗に「ごようたし」とも言う)と書いてあるではないか!!!!

正解!! もう国語辞典は「新明解」しかない!この辞書では「ごようたつ」が正で「ごようたし」は俗なのだ。。ワハハのハ。

しかしながら、世の中の大半の人が「ごようたし」と読んでしまえば、そっちが主流になるんだよな。「ごようたつ」という読み方を廃らせないように運動せねばね。

というわけで、一昨日から会う人会う人に「「御用達」と書いてなんて読む?」という質問を発している。今のところ9対1で「ごようたし」というトイレット表現が勝ちになっている。みんな尿が近いんだよな。クソッモゴモゴ
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Piano Stories

Piano Stories
Piano Stories

久石譲の「Piano Stories」というアルバムを流しながらこのエントリーを書いている。iTunes Music Storeで1200円でダウンロードしたものだ。

特に2曲目のResphoina(レスフィーナって読むのかな?)って曲がとても良い。朝の通勤電車の中でこの曲ばかりを聴きながら本を読んでいる。

歌詞に意味のあるコブクロとか、Mr.Childrenが好きなのだが、こういうピアノ曲もなかなか心が落ち着いて、心が平静になる感じだ。

変な世の中だけに、美しい旋律を聞いていると心が洗われる。

普段、がさがさと生きているが、たまにはのんびりと久石譲さんの曲を聴きながらゆったりとした時間を過ごす方がいいに決まっている。

あしたからも少し、のんびりとやろうっと ニコニコ
仕事の道具 | comments(0) | trackbacks(0)

杉浦日向子の江戸塾

杉浦日向子の江戸塾
杉浦日向子の江戸塾
杉浦 日向子

江戸の庶民の生活に興味がある。杉浦さんは昨年46歳の若さで急逝されたが、彼女の残された江戸をテーマにした本は生き生きと僕たちに語りかけてくる。

江戸の町民文化はとてもすごい。鎖国の中で花開いた文化とでもいうのだろうか。今はタブーになっているようなことも、全然平気だったりする。

江戸時代も末期だとつい150年ほど前の話だ。僕は今年41歳なので4倍程度前の話なのだ。なんだか信じられない。飛行機も電車も電話もラジオもテレビもない時代。活版印刷だってなく、どうやって生きていたのだろうと不思議に思うが、結構楽しそうな時代だ。

混浴の湯屋が多かったとか、ラブホテルがたくさんあったとか、共働きが多かったとか、江戸は女性が少なかったのでデートの誘いなども女性が主導権を握っていたなどなど、「ほんまかいな〜?」という話が次から次にでてくる。

杉浦さん江戸時代に生きてたんじゃないだろうか?というくらい、さっき見たように話されるのがいい。

だいたい江戸時代の人たちが、昼くらいに仕事が終わって2時間くらいちびちびと酒を飲みながら昼飯を食べているというのがラテン系っぽくてあこがれてしまう。

いつから残業残業な〜んていいながら、しんどそうに仕事をしているふりをする習慣を日本人は身につけたのだろうか? 

仕事は朝の8時から昼2時くらいまで一所懸命やって、あとは家の近所の一膳飯屋みたいなところでのほほんとラテン的にすごすってのはいかがでしょ。スペインみたいにシエスタですね。小学生が帰る頃には町には、おっさんがいっぱいいると、道を外す青少年も減るような気がするんだけどねエ。
イヒヒ
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男の品格

男の品格―気高く、そして潔く
男の品格―気高く、そして潔く
川北 義則

ちょい悪オヤジというのが流行っているが、どっちかというとそういう流行に乗らないオヤジになりたい。

基本は「遊び心」を主題に仕事、家庭、美学、人生観が書かれた本だ。「遊び心」というのは大切だと思う。余裕がある人というのは遊び心が自然に出てくるような気がする。一方、遊びのない人間と話しているとものすごく疲れる。

昨日、会社にシステムのソリューションを売り込みに来た男がまさしくそういう感じだった。顔を見ただけで大体どういうレベルの人間なのかはわかるのだが、想定通りの対応だった。もうホントに冗談の一つも言わずに一生懸命、製品を売ろうするのだ。とにかく、こちらの事情も聞かずにまくしたてる。なかなか営業トークが終わらないので途中から寝ていたのだが、起きてもまだしゃべっている。あげくの果てに「いかがですか」とぬかしやがる。「いや〜。。まったく不要です。お話はわかりましたので、そういうニーズができたらご連絡します。」と明確に断っているのに、今度はまた、別の商品の説明に入る。10秒くらいしゃべらせたが、「ああ、もうそれは全く不要です。」と話を遮り、早々に帰らせた。

営業が上手な人は、女を口説くのと同じで、相手の興味を誘いながら、洒落もイッパツ飛ばして、和やかな雰囲気にしてから本題に入るのが定石だ。

いきなり説明をされると困ってしまう。もうどうやっても寝るしかないのだ。僕はどこでも寝れるのでこういう場合は特だ。うなずきながら寝ることだってできる。それにしてもホントに売る気があるのだろうか?といらぬ心配をしてしまった。それなのに顔が売りたくてしようがない顔をしているから余計にしらけてしまう。

女性も、嫌いな男から言い寄られるときってこんな感じだろうなあ〜と思った。こんな場合に相手を怒らせずにやんわり断ることってなかなか難しいよね。

話が横道にそれてしまったが、男として凛として生きること、遊び心を失わずにやっていくこと。そういうかっこいい男にならんといかんですな。
グッド
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税制改悪

先日、新会社法のセミナーに参加した。

新しい会社法になって、会社が作りやすくなったことは聞いていたが、実は一人で法人をつくるような「法人成り」を阻止するために役員報酬部分の給与所得控除損金不算入という税制改定になっているのは知らなかった。わかりやすくいえば単なる「増税」である。

タバコや発泡酒ではあきたらず、法人からもいただきやすいところから取っちゃえという政府の魂胆なのだ。それより歳出を減らせよ!と言いたくなる。無駄な事業を根こそぎ中止して、無駄な国会議員を首にしてほしい。

この税制改定ではオーナー一族がやっている企業の役員報酬部分のうち、給与所得控除にあたる部分が法人税の損金として扱われなくなってしまうのだ。つまり、その分が実質的な増税になるのだ。

新会社法になって「法人を作りやすくしましたよ〜」などと大きな声でいいながら、実際は、個人が法人成りすることには歯止めをかけているのだ。このセミナーで講演していた税理士さんが言っていたが、この書類がかなりややこしく、今年急に作ったものではなく、何年も前から準備していたに違いないとのことだ。政府は計画的に増税を謀っていたのだ。

これで割を食うのは、今から新規で起業しようとしている人ではなく、今まで苦労して会社組織にしていたオーナー企業なのだ。中小企業のほとんどは一族でやっているので、全部この「損金不算入」に該当してしまう。

結局、政府のやりたいことは大企業を保護し、中小企業からはとれるだけ税金をとるということなのだ。消費税の大幅増税なんかも噂されているが、あまりにも庶民いじめがすぎるのではないのだろうか?

政府はもう一度累進課税制度を見直し、大金持ちから税金を取ることを真剣に考えるべきだと思う。法人税も昔の税率に戻し、儲かっている大企業(特に銀行)からじゃんじゃん税金を上納させるしくみをつくるべきだ。

その分庶民(特に住宅ローンを抱えているぼくら中年サラリーマン)には減税し、消費を刺激するようにすべきだと思う。

なんだか、どんどん政策が間違った方向に進んでいるような気がしたそんなセミナーでした。ペケポン。
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ブログ再開

ずいぶん長い間更新をさぼっていた。

ここ1ヶ月ほどは、仕事がピークだったこともあり睡眠時間がとれなかったというのもあるけれど、長男が中学にあがり、長女が幼稚園に入り、いままでやっていたボーイスカウト活動も新しい期に入り、何もかもが新しくなって行く中で、僕は何をやっているんだろう、何を漠然と日々を暮らしているんだろうとしばらく考えていたからだ。

最近、同世代の会計士や税理士、企業を経営している人たちの話を聞いたりする機会が多かった。そんな中で、自分はあいかわらずサラリーマンを続けていることに焦りに似たようなものを感じてきていたのだ。

とはいえ、大部分の同世代はサラリーマンで同じような仕事をしているのだ。そんなことわかってはいるけれど、日常の仕事があまりに物足りない感じなのだ。

サラリーマンの仕事はどうあがいても、ある一定の範囲内に抑えられてしまう。僕のやっている仕事は、まだまだ自分としては質的にも量的にも足りない。もう少し仕事の幅を広げたいと思いながらなかなか制約があってできない。そんなこんなで物足りない日々だったのだ。

そんな中、藤原正彦の母親である藤原ていの「流れる星は生きている」「旅路」という本を続けて読んだことで少し参考になった点があった。

これらの小説に藤原正彦の父親である「新田次郎」の話が出てくるが、気象庁に勤めながらあれだけの著作を書き、2足のわらじのまま直木賞をとっている。小説家をめざしたのは奥さんがベストセラー作家になったことで「オレも小説を書く!」とむくれたからだと「旅路」の中で暴露しているが、サラリーマンをしながら一流の作家になるという生き方そのものがすごいと感じた。

僕が銀行員になろうと思ったのは、銀行員とシンガーソングライターの2足のわらじをはいて仕事をしていた小椋桂にあこがれたからだ。ミュージシャンになる才能はなかったけど銀行員にだけはなれた。だがその銀行も、小椋桂のようにエリートになることもなく、中途で退職してしまった。

だからといって新田次郎に影響を受けて小説家になるのだ!ということでもないのだが、長男の聴覚障害のことや、銀行でのいろいろな事件など、小説の題材になるような特殊な経験はしてきているので、ぼちぼちと文章を書いてみようかなと思ったのだ。小説家とまではいけないかもしれないが、仕事以外にできることとしてまず、文章を書くということを日課としてやってみたいと思ったのだ。
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くつき温泉 てんくう

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先日、滋賀県の朽木村に親戚一家と家族ぐるみキャンプに行ってきた。

写真はロッジを撮ったつもりが手前の木を撮ってしまいわけがわかりませんが、まあこんな感じのところ。2年くらい前に友人たちと泊まってよかったので、今回は義姉家族など10人で来た。朽木村だったところは、こんなところにも平成の大合併の影響なのか高島市になっている。どこをどうころんでも「市」という感じはしないのだが…。ま、でも実際には独立しているみたいで朽木村単独のホームページは存在するみたいだ。→朽木物語 大阪からは名神高速の京都北でおりて、湖西道路を走り、鯖街道と呼ばれた道を北上するとこの朽木村に到着する。うれしいことに湖西道路が無料になっていた。

「くつき温泉てんくう」というプール付き温泉(露天風呂つき)があり、こういうロッジ群があり、固定遊具もあり家族で来るにはとてもおもしろいところだ。ロッジの前には固定のバーベキュー用の炉があり網と炭と材料を持ってくればバーベキューパーティーができるのでおもしろい。ロッジの中は12畳くらいのスペースとベッドのある部屋と台所、洗面があり、冷蔵庫もついている。ベッドは巨大2段ベッドという感じで、上4人、下6人が寝れるしくみになっている。

仕事がずーと忙しかったので、息抜きのキャンプは楽しかった。ボーイスカウトのキャンプはしんどいけれど、こういうキャンプはいいですね。
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