朝4時半から運動会の場所取り
2009.05.31 Sunday 21:31
朝4時半から運動会の場所とりをしろとかみさんに命令されて早起きして小学校の東門へ。
当初の予定では、そこにレジャーシートなどを置いて順番をとっておけばよいという話だったが、すでに座って待っている人たちがいるではないか。しかも中学生も4、5人、はあ〜?という感じだった。
でも、命令ではシートを置いとけばいいという話だったので、そのままレジャーシートと小型折りたたみ椅子だけを置いて家に帰った。
帰宅して二度寝がなかなかできず、本を読んでいると、窓の外から雨音が…。「あ、これはまずい椅子を出しっぱなしだ。ビニールでもかけてこよう」と思い、5時過ぎにもう一度東門へ。
到着すると、なんと私のレジャーシートの後ろに更に5、6人も並んで傘をさしておっさんたちが座っているではないか。私の横なんかピアスを両耳に6、7個じゃらじゃらつけてる超デブのおっさんが雨合羽を着てずぶ濡れになりながらも無表情に前を向いて座っている。気持ち悪い…。なんで運動会ごときに大の大人がこんなに並ぶの?と不思議でしょうがない。
しかしながら、隣の無表情な変なおっさんが気になって、ここでビニールを椅子にひっかけて無人のまま家に引き返す訳にも行かず、しぶしぶ私も座って待つことにした。門が開くのは7時。2時間近く座ってられるかな…?と思いながらも、傘をさしながら本を読むことにした。雨のそぼ降る中、松岡正剛の「多読術」しか鞄に入ってなかったので、暇つぶしに読むことにした。
まあ5時過ぎでも十分明るくて、気持ちを入れ替えれば(楽観主義なもので)こういう時の読書は最適だなあと思うことにした。が、それもつかの間、30分ほどすると雨はとうとう本降りになってきた。ザアーザアーとものすごい勢いで雨が降ってくる。ビニル傘に落ちる雨粒の音が激しくなり、読んでた本も雨に濡れてふやけてくるし、座っている間隔が狭いので、依然として無表情に座ってる左隣の雨合羽のおっさんにボクの傘から雨がジョロジョロかかるのが気になるので、やや傘を右にずらしながら座ってると、前から痛かった右臀部筋肉がまたキリキリと痛みだすではないか。もう嫌!
そもそも、レアなコンサートチケットを手に入れる訳でもないのになんで並ばなあかんねんという気持ちが強いので、もう、帰ろうかなと思ったら、右のじいさんが(じいさんを並ばす家もあるんだよね、どうなってるの?)「これだけ大雨だと中止かな?」とボクに聞く。まあ、運動会の直前に大雨なので「中止でしょうね」なんて答えながら、「じゃあ何で並んでるねん?」とものすごく疑問になってきた…。
それでも6時前には少し小降になってきた。校長先生が6時にやってきて、「おつかれさまです。9時以降は晴れるという天気予報なので、7時時点で決めます。もう、少々お待ちください」とわざわざ言いにくるではないか。もう驚いたも何も、校長先生はこういう行列が出来ることが前提なのだ。信じられん。親にこんなことをさせるっておかしいんじゃないの?と思った。が、ふと左を見ると、知らぬ間に40人以上並んでいるではないか!しかも角で左にさらに続いているような感じ…。「大雨の中、何なのコレ〜?」
今まで生徒数の少ないろう学校の運動会しか経験してないので、親はぎりぎりに行くものと信じきっていたが、地元の小学校ってこんなすごいのね。驚いたわホンマ…。
ま、しかしながら、その後は雨も上がり、予定より1時間遅れて運動会は始まり、昼過ぎにはかんかん照りの快晴の空のもと、子どもたちの運動会はちゃんと開かれたのでした。まあ、ええとしようか…。(しかし来年以降の場所取りは勘弁してよね…)