詩の世界
2004.11.20 Saturday 03:15

ふと口ずさみたくなる日本の名詩
郷原 宏
ミラボー橋、君死にたまふことなかれ、千曲川旅情の歌、山のあなた、落葉松、雨ニモマケズ、人を恋ふる歌、自分の感受性くらい…といった有名な詩、教科書で一度読んだような詩を厳選して、解説をつけた本。
忙しさの中で、われわれ中年サラリーマンが忘れそうになっている日本人としての感受性を呼び戻すためにも是非、声に出して読んでみたい詩ばかりである。
最近、日本語で書かれたテキストの音読の必要性がさけばれていますが、この本に選ばれている詩の数々を声に出してよむと、そのリズムがなんとも言い様のない懐かしさを呼び覚ます感じがします。日本語の美しさを取り戻すためにも、是非一家に一冊こういう詩集があってもいいなあと感じます。
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