武井咲の巨大ポスターを見ながら…。
2011.12.15 Thursday 23:55
昨日表参道を歩いていたら、武井咲の巨大ポスターがありました。音楽もこのポスターの裏で流れており、すごいプロモーションだなと思った。
それにしても、こんなに宣伝してもらってこの武井咲って人は幸せものだなって思った。
実家の母が昔行ってた美容院の娘さんは「サンミュージック」にスカウトされたまでは良かったんだけど、そのあとはほとんど見かけなくなってしまった。
歌手や女優などの芸能人はほんの一握りの人しか成功しない。
それでも未来のスターを夢見て多くの人がチャレンジする。僕も高校時代はシンガーソングライターに憧れて、本気でデビューするつもりだった。(当時は痩せてたしね。)だけど、大学に入り、だんだんと現実が見えてくる。そうこうしているうちに就職が決まり、仕事の忙しさの中で結局は本当の自分を見失ってしまう。
だけど、そうやって流されてはいけないなと今になって思う。やりたいことをとことん追求するべきだった。自分の感性に正直になれるもの、今流行りの「片付けの魔法」的に言うと、それをやってて「ときめく」ことを自分の仕事にするべきだと思う。
なので、長男には好きなことをやってもらおうと思った。油絵を書きたいという希望に沿うように芸術大学に行かすことにした。そもそも芸大を出て就職は難しい上に、聴覚障害というハンディがあるので就職はできないかもしれない。それでも別にかまわない。好きな事を一生懸命やるということが人生には大切なことだと思う。
聴覚障害者ということで障害者枠で入社できるかもしれない。でも何も手に職がない状態でサラリーマンをやったところで大して面白い仕事ができるわけではない。ならば自分が面白いと思うことをとことん追求すべきだと思った。
この夏いろいろな芸大のオープンキャンパスに参加したが、学生さんがみんなイキイキとしていた。そりゃそうだ、自分の好きなことをやっているので楽しいようだ。就職にいいからと経済学部を選んだ自分とはぜんぜん違う。大学はこうあるべきだなと思った。
先日、長男はスクーリングということで芸大に勉強に行ってったが、「すごく面白かった」とのこと。耳にハンディがあるというのは芸術には関係無いようだ。楽しそうに話す長男の姿を見て、やっぱり芸大に入れて良かったなと感じたのでした。。